GKが大好きな男のブログ

サッカーのGKの魅力を書きつづるブログです。他にもサッカー関連の話題を書いています。

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チャンピオンズリーグ決勝。レアルVSリバプール、両GKのプレーについて振り返ってみました。

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2017-2018シーズンのチャンピオンズリーグはスペインのレアル・マドリードが、イングランドのリバプールを3-1で下して3連覇を達成しました。いやはや、レアルすげぇっすね。

 

序盤はリバプールがいい感じだっただけに、サラーの退場がでかかったかなぁと思ったり、でもなんだかんだレアルの試合巧者ぶりはさすがだなぁと思ったり、早朝から早起きをしてテレビの前でヨーロッパの頂点を決める戦いを楽しませてもらいました。

 

試合については、まぁ色々なニュースサイトやらブログやらで書かれているはずなので、このブログはGKブログということで、今回も両チームのGKたちのプレーを振り返ってみようと思います♪

 

両チームのGKの活躍を振り返る!!

レアルのナバスについて

まずは勝利チーム、レアルマドリードのGKナバスのプレーから振り返ってみましょう。

 

参考記事:チャンピオンズリーグ決勝に出場するレアルのケイロル・ナバスについて書いてみた。 - GKが大好きな男のブログ

 

この日のナバスのプレーはとても安定していたように見えましたね。リバプールの大柄な選手たちとの空中戦でも、パンチングでセーフティーなプレーを貫いてたし、これといったミスもなかった気がします。

 

前半、リバプールに左サイドから攻め込まれて、最後ペナルティエリア内で受けた強烈なシュートもキャッチしてましたからね。相手がトラップした時にススっと前に出てしっかりコースを狭めるというポジショニングの素晴らしさもそうだし、レアルで正守護神を任されているのは伊達じゃないなって改めて思いました。ほんと落ち着いたプレーをしてましたね。

 

失点シーンについても、あれはまぁマネが素晴らしかったとしか言いようがないですよね。リバプールのコーナーキックからロブレンのヘディングシュートをマネがナバスの目の前で触ってゴールという形。ロブレンのヘディングにはナバスもしっかり反応で来ていたし、マネが触らなければおそらくはじけていたはず。あれは、マネのプレーを褒めるべきでしょう。

 

リバプールのカリウスについて

まぁ、もうカリウスについては「何しちゃってんの!?」っていう人が多かったんじゃないかな?

 

確かに初めてのチャンピオンズリーグ決勝で、相手レアルで、まだ24歳でっていう弁解の余地はありますよ。おそらく、僕らなんか想像もできないほどのプレッシャーの中でプレーしていたということも理解はできる。でも、あの1失点目と3失点目はやっぱりミスなんだよなぁ‥‥‥。

 

まず1失点目から振り返りましょう。これは僕も実際に試合で見たのは初めてのプレーでした。一瞬何が起こったの?って感じでしたからね。たぶん、あれリアルタイムで見てた人は「えっ?何があったの?」って思ったんじゃないでしょうか?

 

レアルの選手がリバプールのディフェンスラインの裏に抜け出したベンゼマに浮き球でパスを供給。

 

そんで、問題はこの後!!そのパスが長すぎてボールはそのままカリウスのもとに。ペナルティエリアの中のやや左前辺りでボールをキャッチしたカリウスは、そのまま右を向いて、フリーの味方にスローでパスを出したところ近くにいたベンゼマがそのボールをカットしようと右足を伸ばします。ベンゼマの足に当たったボールはそのまんまゴールの方向に転がって失点という形ですね。

 

まぁ、ミス以外の何物でもないんだけど、じゃあこの失点の理由って何だろうか?って考えた時に、繋ぐ意識が強すぎだっていうのがあるんじゃないかと。

 

 

繋ぐ意識が強すぎたっていうのはまぁそのまんまなんだけど、現代サッカーのキーパーはしっかり味方に繋ぐことが求められますよね。ロングボールを前に蹴って、敵味方どちらのボールになるかどうかわからないようなパスを出すようなプレーはあまり求められていません。

 

ましてや、相手はレアルマドリード。ものすごいスキルの選手たちが大勢いるわけで、いったんボールを渡してしまったら奪うことは難しい。そして、レアルの最終ラインはセルヒオラモスとバランという空中戦に強い二人なわけですから、なおさら単純に前線へのロングボールを供給するという選択をカリウスはしにくかったわけです。

 

もちろん、しっかりつなぐという意識は大事です。でも、それ以上に大事なのは失点をしないということなんじゃないかな?特に、GKというミスが即失点につながるポジションに関していえば、セーフティファーストの意識は高すぎるぐらいでちょうどいいんじゃないかと。

 

 

2失点目はまぁ、ベイルのオーバーヘッドがすごすぎた!!あのサイドからのクロスをあの位置からあのタイミングで、あのコースに打たれたら、たぶん世界トップレベルのGKでも防ぐのは難しいですよね。

 

ベイルハンパねぇ‥‥‥と言うしかないシュートだったと思います。

 

ラスト3失点目は、これまたベイルのシュート。左サイドのマルセロから逆サイドのベイルへのサイドチェンジ。ペナルティエリアの10メートルほど外側でボールを受けたベイルは中に切り込んでのミドルシュート。

 

確かにボールはブレていたように感じました。無回転のブレ球ってやつですね。ただ、変化はそこまででかくなかったし、カリウスの正面にボールが飛んできたことを考えると、はじけたかなぁと。

 

ただ、カリウスの心理を考えると気の毒っちゃ気の毒なんですよね。一失点目でありえないミスして、マネのゴールで追いついてホッとしたと思ったら、ベイルのスーパーゴールでまた突き放される。そうなると、自分のミスで失った失点がチームにおもーくのしかかるわけです。

 

そんな状況の中でベイルのシュートが飛んでくる。たぶん、カリウスからしたら「もうミスは許されない、それどころかそのミスを挽回するプレーをしなければならない」そんな風に考えていたんじゃないかな?だから、正面に飛んできたベイルのシュートに対してキャッチにいってしまったと。

 

あのシュートが正面にきたことが逆にカリウスの対応を難しくさせてしまったとも言えるかもしれません。あのシュートがもう少し横にずれていたリ、ダイブしなければはじけないようなコースに飛んでいたら、最初からはじくっていう選択肢を取っていたんじゃないかな?

 

もちろん、彼の判断ミスであることは間違いないとは思うんですけどね。でもその判断ミスをするに至る過程っていうのも想像するとまたあのプレーに対しての見方っていうのも変わってくるんじゃないでしょうか?

 

カリウスにとっては悪夢のような90分だったと思いますね。まぁ、唯一の救いは試合後にリバプールサポーターが温かく迎えてくれたってことでしょうか。実力間違いなくあるキーパーなので、今回の試合を糧にさらに飛躍してほしいところです。

 

まとめ

そんなわけで、今回はチャンピオンズリーグ決勝のレアルVSリバプールに出場した両チームのGKのプレーについて振り返ってみました。

 

またちょこちょこブログの更新をしていくつもりなのでよろしくお願いします♪