前回の記事ではチャンピオンズリーグ決勝に進出するレアル・マドリードのGKケイロル・ナバスについて書いてみました。今回は対戦相手アトレティコ・マドリードのGkヤン・オブラクについて書いてみようと思います。
目次
ヤン・オブラク
ここからはオブラクのプロフィールやプレースタイルなどの特徴、実際のプレー動画などと合わせてお伝えしてこうと思います。
プロフィール
1993年1月7日生まれ。
身長188㎝、体重83kg
利き足は右足。
スロベニア出身でスロベニア代表GKとしても試合に出場しています。
16歳でプロデビュー!!
驚くべきことにオブラクがプロデビューしたのはなんと16歳!!母国スロベニアのチームからキャリアをスタートさせます。そして17歳で正ゴールキーパーになっちゃいます。
近年はフィールドプレイヤーで16歳や17歳でプロデビューするなんて話もチラホラ聞くようになりましたが、GKが16歳でデビューとは。
日本でいえば高1か高2の年齢ですからね。いくら有望な選手と言えどせいぜいベンチ入りできれば「すげぇー!!」ってレベル。それを17歳でベンチ入りどころかレギュラーになっちゃうんだから相当ずば抜けた存在だったんでしょう。
その後オブラクはポルトガルのベンフィカというチームに引き抜かれていきます。ベンフィカはチャンピオンズリーグにも出るような名門ですからね。青田が気の要素もあったかもしれませんが、17歳で正GKになった逸材を放っておくことができなかったんでしょう。今のオブラクの活躍ぶりからするとベンフィカのスカウト陣には先見の明があったといえますね。
ベンフィカ移籍後はレンタル移籍などで経験を積み、最終的にはベンフィカの正GKとして活躍。そしてアトレティコ・マドリードに2014年の7月に移籍していくというわけです。
GK史上歴代8位の移籍金!!
記事によるとオブラクの移籍金は21億円!!移籍金はGK史上歴代8位という高額なものとなりました。
しかも、移籍当時の彼はまだ21歳という若者ですからね。将来性があるとはいえこのスロベニア人GKに対してのアトレティコ首脳陣の期待が相当なものであるということがうかがえるでしょう。
結果としてこの選択は正解であったように思います。もちろんまだまだ経験は浅いのでミスもしたりしますが、堅守を誇るアトレティコの守備陣を最後尾から支える欠かせない存在になり始めてるんじゃないかな。
まだ23歳ですからね。怪我もせず順調に成長していけばアトレティコはあと10年はGKの心配をしなくてもいいなじゃないかな?まぁ、ビッグクラブからの引き抜きが怖いところですが‥‥‥。
オブラクのプレーの特徴
僕の主観ですが、オブラクのプレースタイルは188㎝の大きな体を活かしたダイナミックなプレーと安定したセービングが特徴なのかなと思います。(ありきたりだけど)
あとはポジショニングがいいなぁーって思いますね。ボールに近すぎず遠すぎず反応しやすい距離にいるから、しっかりセーブすることができる。
ステップも細かくて方向転換もスムーズで常にいい位置にいてセーブすることが出来てると思います。まだ23歳か‥‥‥。伸びしろですね!!(笑)
さらにこの若さでもうチャンピオンズリーグの決勝を経験できちゃうわけだからこの経験によってさらにオブラクは成長するでしょう。
ただ、残念なのは彼がスロベニア代表って事かなぁ。スロベニア弱くはないけどヨーロッパだと中堅レベルでユーロとかワールドカップ予選を突破するのはギリギリですよね。そうなると代表レベルでは大舞台で彼の活躍をなかなか見ることが出来ない。これは非常にもったいないように感じます。
まとめ
チャンピオンズリーグ決勝が待てん!!
それではまた次回もよろしくお願いします!