世界的なGKを輩出しているのはヨーロッパや南米といった地域が圧倒的に多いですが、それ以外の地域からも素晴らしいGKはたくさん輩出されています。その中でも見逃せないのがスポーツ大国アメリカ!!
近年ではアメリカ出身のGKでヨーロッパのトップリーグのレギュラーGKとして活躍する選手もいて、今後さらにその数は増えていくかもしれません。今回はそんなアメリカ出身のGKで長きにわたってヨーロッパで活躍したGKをご紹介したいと思います。
ブラッド・フリーデル
フリーデルはアメリカ出身のGK。1971年5月18日生まれ。身長188㎝、体重91㎏。
アメリカのUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で注目を集め、卒業してからはニューカッスルやデンマークのブロンビーなどのチームに在籍。またトルコのガラタサライでもプレーをしますが、その後は一度アメリカに帰国。
その後今度はイングランドの名門リバプールFCに移籍を果たしますが、ここでもレギュラーをとるには至りませんでした。フリーデルは出場機会を求めて当時2部に所属していたブラックバーンに移籍。ブラックバーンでは正GKとして活躍。チームの1部昇格にも貢献しています。
ブラックバーンで活躍した後は、同じプレミアリーグのアストン・ヴィラやトットナムといったチームに加入。トットナムではレギュラーとして活躍するのですが、後にフランス代表のロリスが加入しレギュラーを奪われてしまいます。それでもフリーデルは控えGKとしてチームを支えます。
そのままトットナムにて現役引退。43歳までプレーした息の長い選手でした。
ちなみにフリーデルはシドニー五輪のアメリカ代表にオーバーエイジで出場しています。準々決勝では日本代表とも対戦してましたね。あの試合はPK戦までもつれ込んで日本が負けてしまいましたが、あの時を振り返ると当時からスキンヘッドのフリーデルがゴールマウスにいて「ごっついGKがいるなぁ」なんて思ったものでした。存在感がありましたね。
さらに代表でいえば2002年の日韓ワールドカップ。この大会でアメリカはベスト8まで進出します。フリーデルはこの時の正GKだったんですね。オリンピックベスト4、ワールドカップベスト8まで導いたわけですからアメリカの歴代GKの中でもかなりの実績を誇るGKと言っていいのではないでしょうか?
フリーデルのプレーの特徴
188㎝で91㎏とかなりがっしりした体格のフリーデルですが、非常にボールへの反応が速く安定感のあるプレーが持ち味でした。
彼が引退したのは2015年ですが、40オーバーでも普通にハイレベル。彼ぐらいの選手が控えにいてくれればチームも契約更新するよなぁとしみじみ思ってしまいました。実力があれば年齢は関係ないってことですね♪
まとめ
今回は元アメリカ代表GK「ブラッド・フリーデル」について書いてみました。今後も活躍するであろうアメリカ人GKたちの活躍に注目していきたいと思っています♪
それでは今回はこの辺で!!
最後までご覧いただきありがとうございました!!
次回もよろしくお願いいたします!!
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