最近引退したレジェンドのGKを取り上げるのが多くなってきているこのGKブログです(^^;
ちょっとレジェンドに偏ってきてしまっているので今後は少し現役選手にスポットを当てていこうと思っています。ただしそれはこれからの話‥‥‥。
今回もすでに引退したレジェンドのGK。代表、クラブチームともに素晴らしい実績を残したあのGKをご紹介したいと思います。その選手がこちら!!
エドウィン・ファンデルサール
ファンデルサールは1970年10月29日生まれ。現役時代のプロフィールは身長200㎝、体重87㎏。GKの中でもさらに大柄なGKでした。
プロデビューは1990/1991シーズンで、オランダの名門アヤックスでキャリアをスタートさせます。2011にマンチェスターユナイテッドで引退。
アヤックスではチャンピオンズリーグやUEFAカップなどのタイトルをとり、期待されてユヴェントスへ移籍したものの本来の実力を発揮できずブッフォンに追いやられプレミアリーグのフルハムに移籍。
フルハムには元日本代表の稲本選手も在籍してましたね。そのチームで再び輝きを取り戻した彼は同じプレミアリーグのマンチェスターユナイテッドに移籍。
ユナイテッドはピーター・シュマイケル以降、後継者不足に悩まされていましたが、ファンデルサールが来たことで守備陣は安定します。彼が在籍時にはプレミアリーグやチャンピオンズリーグ、クラブワールドカップなどを制しましたからね。ファンデルサールの影響力は絶大であったと言えるでしょう。
代表では残念がらタイトルには恵まれてないんですよね。ワールドカップもベスト4だしユーロもベスト4だったかな。まぁ、こればっかりはチームとしての実力もあるし、強豪ひしめくヨーロッパですから仕方がないのかもしれませんね。
全てのプレーがハイレベル
ファンデルサールは200㎝ともいわれる大柄選手でしたが、セービング、ハイボールへの対応、キックの精度など全てのプレーがハイレベルで安定したGKでした。ユーヴェ時代は不調で本来の実力が出せてませんでしたが、プレミアリーグに来てからは本来の実力を思う存分に発揮していたように思います。
僕が特に印象に残っているのは大柄な選手にありがちな「キックが下手」というのが全くなかったということ。彼は積極的にバックパスを受け、ペナルティエリアの外でプレーし精度の高いパスを右左の足で蹴り分けることができる選手だったんですね。全てのプレーが安定している近代的なGKだったと思います。足元のうまさは少年時代フィールドプレイヤーとしてプレーしていた経験が活きてるのかな?
ファンデルサールの実際のプレーの特徴
反応もいいし、前への飛び出しもいい。そして何より手足が長いからまぁちょっとやそっとのコースじゃ彼から点はとれないでしょうね(^^;
しかも、あれだけ背が高いのに低いボールへの反応もいいわけですからほんと全ての面でハイレベルなGKだったなと改めて思います。
ファンデルサール引退後ユナイテッドはGKに困るんじゃないか?なんて思ってたのですが、ちゃんとスペイン代表のデヘアを補強したのでちょっと安心しました(笑)デヘアも今やユナイテッドに欠かせない選手ですからね。
やっぱり強いチームには素晴らしいGKが必要だよなってしみじみ思います。
まとめ
今回は元オランダ代表GKエドウィン・ファンデルサールについてまとめてみました。彼以降オランダ代表には世界トップクラスのGKが出てきていないと思いますので、今後また素晴らしい選手が出てくることを期待したいですね♪
それでは今回はこの辺で!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いします!
参考書籍・参考サイト