イタリアと言えば偉大なGkが数多く輩出される国ですよね。今はブッフォンがいるし若いドンナルンマも出てきている。ゾフは40歳でワールドカップを制したしカテナチオの異名をとるイタリアという国ではこれまでも素晴らしいGKが数多く輩出されてきています。
今回はそのイタリアで90年代活躍したGKについてご紹介します。ブッフォンは日韓ワールドカップからイタリアのゴールを守りましたが、その前98年フランスワールドカップと94年、イタリアが準優勝に輝いたアメリカワールドカップの時のイタリアの守護神です。
ジャンルカ・パリュウカ
※今回は著作権フリーの画像がなかったため顔画像はなしです。
パリュウカはイタリア出身のGK。1966年12月18日生まれ。身長は190㎝、体重94㎏。
1984年にイタリアのボローニャというチームでプロとしてのキャリアをスタートさせました。
しかしボローニャでは出番がなく同じイタリアのサンプドリアへと移籍。この遺跡が大成功!!サンプドリアではクラブ初の優勝に貢献する活躍をみせます。
その活躍が認められ94年のアメリカワールドカップに出場。チームは決勝まで進みます。ブラジルとの試合は延長でも両者得点が奪えずPK戦へ。PK戦では最後にイタリアのロベルト・バッジョが大きく枠外にシュートを外してしまい敗退。ワールドカップは準優勝に終わります。
ワールドカップのあった94年には同じイタリアセリエAのインテルに移籍。ここでも不動の守護神として活躍をみせます。
その後98年のフランスワールドカップに出場。この大会では本来イタリアの正GKは「アンジェロ・ペルッツィ」という選手でした。しかし怪我で出場ができなくなってしまい代わりにパリュウカが正GKとして出場。
チームは準々決勝まで進みましたが、この大会で優勝したフランスにPK戦で敗退。パリュウカは2大会連続PK戦で大会を去ることとなったわけです。
個人的にこの試合すごくよく覚えてるんですよね。フランスもイタリアも今思うとメンバーが物凄く豪華でした。イタリアのビエリとか好きだったなぁ。ロベルト・バッジョも出場して延長戦ではあわやというボレーもあったりしましたね。見ていて最後まで気が抜けない試合だった記憶があります。
ちなみにこの試合ではバッジョPK決めてるんですよね。前回大会は彼がPK外して負けてますから蹴りたくないんじゃないかなんて思ってたんですが、しっかり決めてるところがかっこよかったなぁ。ほんと素晴らしいファンタジスタでした‥‥‥。
っていつの間にかバッジョの話になっていたのでパリュウカの方に話を戻します(笑)
パリュウカのイタリア代表での活躍は98年で終わりますが、その後も彼はクラブチームで活躍を続けます。
94年から99年までインテルに在籍した後、再びボローニャへと移籍。ボローニャはかつて元日本代表の中田英寿さんも在籍したチームですね。中田さんは2004に在籍していてパリュウカは99年から2006年まで在籍してましたからチームメイトでもあったわけです。
ボローニャに在籍後はアスコリというチームへと移籍。2006-2007シーズンをもって引退をしました。
パリュウカのプレーの特徴
彼は190㎝ぐらいある大柄なGkですが、ボールへの素早い反応が特徴のGkです。過去の試合とかたまにみますが「これ止めるの!?」と驚かされることもしばしば。改めてイタリアのGKっていうのはレベルがたけぇなーって思います。間違いなく90年代を代表するGKの一人でしょう。
まとめ
今回は元イタリア代表GK「ジャンルカ・パリュウカ」についてまとめてみました。イタリア人GKはこれからも素晴らしい活躍を続けるでしょう。まだまだ出てくる新しい世代のGKも今後ご紹介できたらなんて思っています。
それでは今回はこの辺で!!
最後までご覧いただきありがとうございました!!
次回もよろしくお願いします!!
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