先日、ユヴェントスVSACミランの試合をテレビで見ました。ブッフォン対ドンナルンマというイタリアのレジェンドとこれからレジェンドになりうるであろうGK同士の対決ということでGK大好き人間からするとたまらんカードでした。
試合自体は首位のユーヴェがほぼほぼ圧倒してたんですけどね。試合は2-1で接戦のように感じるけど、ミランは得点シーン以外ほとんど決定機なかったし、ユーヴェはこれでもかっていうぐらい得点チャンスがあった。そんでそれをバシバシ止めまくるドンナルンマ。試合見ながら「こいつマジで18歳かよ!!」て声に出しちゃいましたよ。テレビ見ながら拍手したのは久しぶりでした(笑)
既にドンナルンマはワールドクラスなんじゃないかな?196㎝という長身にもかかわらず、あれだけ動けて低いボールにも対応できちゃう。いやはや、この若者の将来は輝かしい。ブッフォンという素晴らしいGKがいなくなった後イタリアの守護神は誰になるのか気になる人もいると思うんだけど、彼に任せてしまっていいと思う。怪我さえしなければあと15年~20年近くはイタリアのゴールマウスは安泰なんじゃないかな?それぐらいの逸材だと僕は思ってます。ほんと彼の存在は衝撃的。
ドンナルンマには輝かしい未来がまっている。だからこそ‥‥‥。
この試合も含めてドンナルンマが出場している試合を数試合みましたが、この若さで(現段階で18歳)今の活躍ぶりを考えると今後どんなGKになっていくのか末恐ろしい選手だだと思います。
ただ、そんな将来有望な彼だからこそ僕はこういいたい。
「いずれはミランを離れるべきだ」
その理由はただ一つ!今のミランだと、チャンピオンズリーグに出場できる可能性が低いから!!
セリエAも十分レベルの高いリーグではありますが、チャンピオンズリーグは各国リーグのチャンピオンクラスのチームがガチンコ勝負を繰り広げる場所です。そこで対戦するチームには各国代表のスーパースターばかり。怪物のような選手たちばかりなわけです。
そういう選手たちと真剣勝負の場で頻繁に戦う経験をするかどうかというのは、今後ドンナルンマがさらに一段階レベルを上げるためには必要不可欠なんじゃないかな?
今ユヴェントスに所属するブッフォンがいい例ですね。彼はもともとセリエAのパルマというチームに所属していました。17歳プロデビューして18歳でイタリア代表デビュー。その後ユヴェントスへ移籍を果たし、ワールドカップ優勝などを経験し名実ともに世界最高のGKとして称えられるようになります。
仮にブッフォンがユーベに移籍していなかったら果たして彼は今の地位までたどり着けたのか?ってことを考えるとちょっと難しいんじゃないかな?ユーベに移籍してチャンピオンズリーグで国外の強豪たち相手に経験積み重ねて、様々なモンスタークラスの選手たちの攻撃を食い止める。そういう厳しい経験をしてきたからこそ今のブッフォンがあると僕は思います。
じゃあ、今のミランでその経験ができるのか?というと難しいと思うんですよね。今後はどうなるかわからないけど、かつての栄光はすでに過去のこと。今シーズンも中位に甘んじている現状を考えるとこれは決してドンナルンマにとっていい環境とは言えないんじゃないかと。それならもっと強いビッグクラブに移籍してチャンピオンズリーグでガンガン戦うようなチームで活躍する。それが彼のレベルをさらに引き上げてくれるはずだと思うんですよね。
そしてブッフォン引退後は彼がイタリア代表の正守護神として活躍していくはず。クラブでのハイレベルでの経験に国同士の威信をかけた灰プレッシャーな戦いを経験することでドンナルンマは更なる高みへと昇っていく。そうなってほしいし、彼には世界トップクラスの選手になれる器があるはず。
だからこそよりハイレベルのチームでハイレベルの争いをする場に、若いうちから行ってほしいんですよね。ブッフォンが20代前半でユーベに移籍したように少なくとも20代前半のうちには毎年チャンピオンズリーグに出場するようなチームで戦ってほしい。
世界トップクラスと言われたノイアーやブッフォン、カシージャス、チェフなんかも代表での活躍もそうですが、やっぱりチャンピオンズリーグでの活躍がでかくてチームをヨーロッパで優勝に導く活躍を見せたからこそ、名実ともに世界トップクラスと呼ばれるようになったんじゃないかと。
ドンナルンマも十分彼らと肩を並べられる可能性はあります。だからこそチャンピオンズリーグで名をあげられるクラブに移ってほしい!!そんなことをこの間のユーベ対ミラン戦を見ていて思いました。ほんとすげぇ選手なんだもん。まぁ、僕があーだこーだ言ってもしょうがないんですけどね(笑)ものすごい期待できるGKなので今後も彼の活躍を楽しみにしていきたいと思います♪
それではまた次回もよろしくお願いいたします。