初めまして!!この「GKが大好きな男のブログ」を運営しているラッキーマンと申します。このブログは「もっと多くの人にGKの魅力を知ってほしい!!」という思いからスタートする事にしました。
まずは僕の簡単なプロフィールをお伝えしていきたいと思います。
筆者のプロフィール
僕は、小さいころからサッカーをやっていて最初はフィールドプレイヤーでした。ポジションは点取り屋のフォワード。一応所属チームではレギュラーとして試合に出ていたんです。
転機が訪れたのは小学校4年生の頃だったと思います。僕は元々ポッチャリしていてそれでもそれなりに動けるタイプ。ところが夏休みに入って旅行先で食べ過ぎて体重を大幅に増やしてしまうことなります。
それまで学年でも一ケタの順位だった持久走は50番台まで落ち、サッカーチームでも体が重いせいか動きは重く、練習終了後にスタミナ強化のためのダッシュ走などではすぐにバテテしまう始末。
「疲れるから、なるべく走りたくない‥‥‥。」
えぇ、ナマケモノの論理です(笑)瞬発力はまだまだあった方ですが、体重が増えたことでスタミナは一気に落ちました。それまで走れていた距離がしんどくなり、試合でもFWということである程度運動量は要求されます。これはちょっときついなと思い始めたころ、僕はあることを考えるようになります。
GKというポジションとの出会い
「正直フィールドプレイヤーはしんどいな」と思っていた時にテレビで見たのがGKというポジションでした。Jリーグも開幕しプロのプレーがちょうど見られるようになった時代。
それまでFWをしていたので、どちらかというとフィールドプレイヤーの動きに注目をしていた僕ですが、なぜだかその時はGKの動きをやたらと気にするようになっていたのです。そこにはバシバシ相手のシュートを止めるGKの姿が。
「カッコいいな!!」
もう20年以上前の話なので、どのチームのどのキーパーだったのかなんて覚えてもいませんが、とにかくシュートをセーブする姿が物凄くかっこよく感じたのです。セービング(横っ飛び)してボールを止める姿が僕には物凄く輝いて見えたのです。
一方当時の僕は太っていて、正直あまり動きたくないという気持ちもありました。GKはフィールドプレイヤーほど動かなくてすむというというもの魅力的でした。小学校時代の僕はものすごく低レベルな理由でGKというポジションに出会ったというわけですね。なんだかすごく恥ずかしいな(笑)
日に日にGKをやりたいという思いが高まりついに所属していたサッカーチームの監督に「GKをやりたいです!」と伝えることにしました。その時はもちろん「太っていて動きたくないから」なんて言いませんよ(^^;GKというポジションをやりたいという思いだけを前面に押し出していったんです。
それでも、元々はFWとして試合にも出ていた身。直ぐにポジションチェンジとはいきませんでしたが、それでも徐々に練習や試合でもGKというポジション任せてもらう事が増え、最終的にはGKとして高校卒業するまでつとめることになります。
僕は大したGKではなかった。
ここまでつらつらと書いてきましたがGKとしての実力は大したことはありません。
小、中、高と全国大会などの大きな大会には出場したこともありませんし、県選抜などの選抜チームに入ったこともないんです。一応試合には出ていましたがよく言っても中の中レベル。つまり並のGKといったところです。それに何よりもまず僕は背が小さい(>_<)
僕の身長は160センチ代半ばといったところで、GKどころかフィールドプレイヤーとしても小さくそのことが常にコンプレックスでもありました。今のGKは180センチ代は当たり前ですからね。いやっ、180センチ後半はないと小柄の方だと言われてしまう時代です。海外の選手なんてほんと大きいですもんね。
まぁ、僕が現役でやっていたのはもう10年以上前の話でしたがそれでも小さい(笑)周りからはいつも「あと20㎝あればなー」なんて言われてました。俊敏性とか反射神経には自信があったのですが、身長という決定的な部分が僕にはなかった。それがすごく悔しくてね。牛乳飲んだりとか色々試したんですが全く効果がありませんでしたね(笑)
それでもGKが好きだ。
背が小さいのがコンプレックスな僕でしたが、それでも高校でサッカーを引退するまで10年近くはGKを続けてきたことになります。悔しい思いも沢山しましたが、それ以上に「GKって楽しいな!!」という経験を何度もしてきました。
緊迫した試合を1-0で勝利したとき。攻め込まれている試合で決定的なピンチを防いだとき。自分のフィードが起点になって得点につながったときなど。
「GKにしか味わえない達成感」というものが沢山あるんです。失点すれば悔しいし、プレッシャーもあります。GKはポジションが一つしかないぶん良くも悪くも目立つ存在ですし、失点すれば嫌でもフォーカスされてしまうポジションです。
点を取られ、地面に体を叩きつけられ相手と交錯し悔しさに打ちひしがれる。大量に失点をして悔し泣きをしたこともありました。自分の無力さを実感したことがなんどあったことか。それでも一度味わってしまったあの達成感には勝てなかったんですね。GKとしてのポジションを全うしチームに貢献し、自分が満足できるプレーを出来た時のあの感覚は経験した人にしかわからないものなのかもしれない。
サッカーは高校卒業と共に現役を退きましたが、今でもたまにフットサルでゴレイロをやる機会がありますし、Jリーグや海外のサッカー、ワールドカップなどの国際試合を見るときにはやはりGKに注目をしてみてしまいます。
やっぱGKのプレーって好きなんですよね。フィールドプレイヤーの華麗なプレーももちろん素晴らしいと思うんですが、GKのプレーはやっぱかっこいい!!テレビを見ていてもキーパーたちがシュートを止めるシーンを見るとウキウキしてしまいます♪
GKの魅力をもっと広めたい。
サッカーにおいてGKのポジションが重要であるということはサッカー好きの方ならお分かりかと思います。それでもまだまだ日本におけるGKの人気というのはフィールドプレイヤーのそれに比べるとそこまで高くないのかなと感じていますね。
また、世界的に見れば日本のGKのレベルはまだまだトップクラスではないというのも現状じゃないかなと思います。僕のような実績も何もないGK経験者が言えることではないかもしれませんが、海外でプレーしている代表的な選手が川島選手のみというのもこれを物語っているのではないでしょうか。
ですが、強いチームには必ずトップクラスのGKがいます。イタリアにはブッフォンがいて、ドイツにはノイアー、スペインにはカシージャスやデヘア、ベルギーにはクルトワ、チェコにはチェフといった具合に名だたる名選手たちがいます。これは代表チームでもクラブチームでも同じことだと思います。
「トップに立つチームはGKもトップクラスである!」
これが真実だと思います。いくらフィールドプレイヤーに素晴らしい人材をそろえていても最後の砦であるGKのレベルが高くなければやはりそのチームがトップにまで昇りつめるのは難しい。まぁ、例外もありますがほぼ断言してしまってもいいはずです。
じゃあ、どうすれば日本のGKのレベルが上がるのか??って事を考えなければなりません。世界トップクラスのGKを輩出するにはどうすればいいのか?
1つは指導者のレベルを上げることでしょう。指導者のレベルが上がり、その指導者から学ぶ選手が増えれば確実にGK全体のレベルは上がってくるはずです。
今では日本の指導者もどんどん海外に出かけその目で指導法を学んでくる時代。ネット時代で情報も得やすいですしこれからさらに指導者のレベルは上がってくると思いますので、その点に関して僕が何か言うような事はありません。僕はコーチの資格も持ってないですしね(笑)
むしろ僕はもう1つの方が大事だと思っていて僕のブログでも微力ではありますがその一端を担えればと思っています。それは‥‥‥。
「GKの魅力をもっと多くの人に広め興味を持ってもらうこと」です。
僕はこのブログを通じて「GKというポジションはこんなにも魅力があるポジションなんだ」ということをより多くの人に伝えたい。魅力が伝わりGKがより注目をされるようになれば子供たちの中にも「GKを目指したい」という人も増えるかもしれません。
海外においてGKというポジションは日本と違って花形のポジションだといわれています。人気があるポジションだし、注目度も高い。ファンも子供たちもその魅力を十分に知っているし、GKを目指す子供たちも日本よりも圧倒的に多いんです。
もちろん、体格的なこととかも大きいかもしれません。日本だとでかくて動ける人は野球に行っちゃうとかありますからね。ただやっぱり子供たちがその魅力に気づいてそこに参入してくれないとGKレベルの底上げにはならないんですよね(>_<)
身体能力高くて、体格も良くてっていう人材がもっと多くGKというポジションをやるっていう選択をしてくれないと日本人GKが世界レベルになるっていうのは難しいじゃないかなと個人的に思っています。
そのためには、まずGKの魅力を広め興味を持ってもらうこと!これが大事なんじゃないかな。子供にもそうだし、親御さんやサッカーファンなどなどより多くの人がその魅力や重要性に気付ければきっとGKを目指したいって子供は増えるはず。
まぁ、僕のブログでどこまで魅力を伝えられるかは謎ですが、精いっぱいGKの魅力を伝えていきたいと思います。スキルの面とかその辺も色々話していきたいなー。
とにかくフィールドプレイヤーには一切目を向けずひたすらGKに特化したブログを書いていくつもりなのでよろしくお願いします♪