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アジアチャンピオンズリーグ、浦和VS上海上港戦の2失点目は西川選手の失態だったのか?

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ACLの浦和VS上海上港戦。2-3で惜しくもレッズ敗れちゃいましたね。上海にはブラジル代表クラスのフッキやオスカル、エウケソンがそろって出場していて「何でこいつらここにいるんだよ‥‥‥。」っていう感じですが彼らを呼べちゃうチャイナマネーはさすがといったところでしょうか。

 

さてその上海上港戦についてですが、レッズの2失点目がちょいとばかしニュースになっているようです。

 

qoly.jp

 

実際の動画はこちら。

 

出典:【公式】ハイライト:上海上港vs浦和レッズ AFCチャンピオンズリーグ グループステージ MD3 2017/3/15 - YouTube

 

この2失点目はどういう場面だったのかを簡単に説明します。

 

まず相手陣内からレッズの左サイドの裏のスペースへボールがでてきます。相手が猛然と迫ってきますが西川選手がペナルティエリアから大きく飛び出して、左足でボールクリア。しかしそのクリアしたボールを上海にカットされてしまいレッズ陣内に侵入していたエウケソン選手にボールが渡ります。この時西川選手は相手にボールがカットされたのを見て慌てて後ろ向きでゴール前へ戻ります。

 

エウケソン選手は低い弾道のシュートをゴール左隅へ。西川選手は必至に戻るも追いつけずにゴールという場面でした。はたしてこのシーンでは何がよくて問題だったのかなぁと僕なりに考えてみました。

 

飛び出しの判断は素晴らしかった

 

まず相手のカウンターの始まりの場面ですね。裏に抜けてきたボールに対して西川選手が飛び出すという判断は素晴らしかったと思います。レッズは前がかりになってたしあそこでディフェンスラインの裏にスペースができるのは当たり前。それをカバーするのはGKの役目というのも言われているはずです。ナイス判断!!

 

 

パスを選択するという判断については‥‥‥。

 

あの場面を見て多くの方が思ったのは「何であそこでパスを選択したのか?」ということだと思います。動画見てもらうとわかると思うんだけど、クリアじゃなくて明らかにパスのけり方なんですよね。たぶんハーフウェーラインのチョイ先にいた味方に繋ごうとしてそれがミスになったわけなんだけど、あの場面はたして繋ぐことを考えるべきだったのでしょうか?

 

個人的な考えですが、「あそこはクリアを選択するべきだった。」と考えます。理由は大きく分けて2つです。

 

①キーパーは失点を防ぐのが最優先だから

 

「キーパーはしっかりと味方にパスをつなげることが重要だ。」

 

っていうのは現代サッカーにおいて常識となりました。そのため今のキーパーは味方からのパックパスを受けたり、ペナルティエリアの外でボールを処理する場合には単にクリアをするだけでなくなるべく味方のもとに精度の高いボールを供給することを求められます。

 

実際シュートをセーブする場面よりも足元でのプレーの方が多いですしね。そう考えると頻度が多いキックの質の高さが求められるというのは当然だと思うんです。みすみす相手に渡してしまうのは勿体ないですし(^^;

 

ただ、それでも僕は

 

「キーパーって失点防ぐのが最優先じゃね?」

 

って思うわけです。いくら精度の高いキックを蹴れても、簡単なミスでとられてしまった1失点というのは取り返すのがものすごく大変です。格下ならまだしもこれが同格、もしくは格上ともなれば1失点の重みというのは計り知れない。実際この試合も1点差で敗れてしまいました。勝ち点を1ゲットできるかどうかでグループリーグの結果は変わってきてしまうわけですよね。

 

そう考えると敵が迫ってきているあの場面でパスを選択するというのは失点につながる可能性が高いわけで、その選択は判断ミスなんじゃないかな?と思うわけです。

 

②あのパスは敵に奪われる可能性が高かった。

クリアしたシーンを動画で見ていただきたいのですが、仮にハーフウェーラインの少し先にいる味方に性格にパスが通ったとしましょう。ただあの時の味方のすぐ近くには敵がいる一方でレッズの選手たちは慌てて自陣に引き返していたため、フォローできる選手はいませんでした。しかもパスも浮き球の速いボールで決して処理は簡単ではなくトラップミスをする可能性もあったでしょう。

 

味方のサポートもない、ちょっとでもトラップミスをしたら相手に奪われかねないようなところに、パスを送るというのが果たして適切だったかというと疑問符が付くところですね。

 

あれが敵陣内で攻めている場面での話ならば別ですが、自陣のキーパーからのボールとなると、ちょっとそこで繋ぐのは厳しいんじゃないの?と思うわけです。

 

ただ西川選手がパスを選択した理由というのもある程度はわかります。これは彼の足元の技術の高さとつなぐことへの意識の高さもそうですが、レッズの戦術がキーパーにそれを求めているからです。

 

しっかり裏のスペースをカバーし、繋ぐことを考えること。それをGKは徹底されているわけですね。だからあの場面で西川選手はパスを選択したんだろうと思います。

 

とはいえやっぱり失点に繋がる危険な場面でつなぐってことに対して僕は反対はなんだよなぁ‥‥‥‥‥。なんて思うわけなんですがあの場面に関してレッズのペトロヴィッチ監督はどう評価するの聞いてみたいところですね。

 

 

まとめ 

今回はACLの浦和レッズVS上海上港戦の西川選手の2失点目についてあれこれ考えてみました。GKブログらしく今後もGKのプレーを中心に取り上げていきたいと思います♪

 

それではまた次回もよろしくお願いします♪

 

参考サイト

Qoly