GKが大好きな男のブログ

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クラブワールドカップ決勝。鹿島アントラーズ対レアルマドリード。夢のような一時でした。

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歴史的な一戦だった。

 

世界最高峰のクラブ、レアルマドリードと日本の強豪鹿島アントラーズがクラブワールドカップの優勝をかけて戦う。それだけでもしびれましたね‥‥‥。

 

結果は多くの方がご存知のように前後半は2-2で終え、延長戦で2点加えて合計4-2でレアルマドリードが優勝。最後はレアルが地力の差を見せつけた形になりました。なんやかんやでロナウドは凄いやつだったというのが改めて分かりましたね。バケモノや‥‥‥。

 

そんなこんなで今回はレアル対鹿島という日本のサッカーファンにとって夢のような対決を自分なりに振り返ってみようと思います♪

 

 

試合の展開と感想

 

前半

レアルとしては長旅で疲れもあったりして、なかなかいきなりギアマックスでっていうのは難しかったのかもしれません。もちろんボールもキープしてるしレアルペースで試合は進むんだけど、準決勝のアトレティコ・ナショナルのプレッシャーの方が厳しいように感じました。

 

そんな感じのスタートだったので「これ結構いい試合になるんじゃないかなぁ」って思ってたところにレアルの先制点。前半の9分でしたね。

 

右サイドからのクロスを鹿島のDFがヘディングでクリア。そのボールがペナルティエイらのすぐ外にいたモドリッチ選手のもとへ。素早く胸トラップしてそのまま弾んだボールをシュート。

 

シュートは曽ヶ端選手が右に飛んで弾きますが、弾いた先が悪かった‥‥‥。そこにいたのはレアルのベンゼマ選手。こぼれ球に素早く反応してゴール。鹿島からしたら予想外に早い失点だったかもしれません。粘って粘って何度かあるチャンスをものにするっていうのがゲームプランだったと思うので。

 

正直レアルが先制したので、

 

「これはもしかしたら大差で負けることもあるのか‥‥‥。」

 

なんて考えも頭をよぎったのですがそうはなりませんでした。早めの得点でレアルがそこまでガンガンこなかったこともあるし、先制されても鹿島の集中力は高い状態だったというのもありますね。もちろん基本的にはレアルのペースなんですが、肝心なところではやらせないという点で失点以外は鹿島がある程度想定していた戦いができていたのではないでしょうか。

 

そして、ここですよ。鹿島柴崎選手の同点弾。確か前半の43分だったかな?左サイドからのボールをペナルティエリア内で柴崎選手がトラップ。そのボールがちょっと前に行ってしまって「あ、トラップミスか」と思ったところ、なんとレアルのDFバラン選手が

コントロールミス。

 

あれはトラップしたかったのかクリアしたかったのか僕にはわかりませんが、ボールはちょうど柴崎選手の目の前へ。そのボールを左足でシュート。ボールは低い弾道でGKナバス選手の左側を抜けていきました。

 

入った瞬間「きたぁぁぁぁ!!」ですよ♪家の中で思わずバカでかい声を上げて興奮してしまいました(笑)でも、それぐらい嬉しかったし興奮したんだよなぁ。それにしても柴崎選手冷静でしたね。ほんと素晴らしい。そして前半終了。まさかの1-1.うーん公判が楽しみだ♪

 

 

後半

 

ここでもまさかの展開が‥‥‥。レアルの選手がクリアしたボールが中途半端になってちょうど、レアルの中盤とDFラインの間にいた柴崎選手にボールが渡ります。柴崎選手はそのまま左方向にドリブル。ペナルティエリアのやや外側から左足でのシュート。

 

ボールはゴール左下ギリギリへ。GKナバス選手も懸命に手を伸ばしましたが届かず。追加点は何と鹿島アントラーズ!!うぉぉぉ、すっげぇぇ!!

 

冷静に考えるとね、レアルの守備陣のプレッシャーはやや甘かったかなとも思いますよ。最初の段階で柴崎選手に簡単にボールを取られてしまっていたし、最後のシュートシーンを見ていてもDFの寄せも甘いし、スライディングにも行けてない。そこはやや油断があったのかもしれない。

 

でも、それを差し引いてもドリブルで相手から脱げるようにしながら左足であのコースにシュートを流し込める柴崎選手のテクニックはさすがですよ。威力もコースもほんと素晴らしかった。ビックリしたなぁ。僕の興奮はここでピークに達しましたね(笑)そして、ちょびっとだけ「もしかしたら勝てんじゃね?」と思ってしまった。まぁそう思いたくなるぐらい素晴らしいプレーだったんですよね。レアルの選手もちょいと焦ったはず。

 

ただ鹿島リードの展開も長くは続かずその何分か後に鹿島の山本選手がレアルのルーカス・バスケス選手を倒してしまいPKを献上。あぁぁぁ、やってもうたぁ。スローで見たけど確かに倒してるっちゃ倒してるなーっていうことでレアルのPK。蹴るのはもちろん、クリスチャーノ・ロナウド。

 

ただ、ロナウドここまで本調子じゃないし、曽ヶ端選手の今大会の活躍からしたら止め茶うんじゃないの??なんて期待してたんですが、「ズバッ」と左下の隅にゴールを突き刺しましたからね。思わず「はえぇぇぇ、ありゃ取れんわ。」ってつぶやいちゃいました。さすが世界最高峰の選手。決めるところはきっちり決めてきますね。

 

これで2-2の同点。試合は振出しに戻ります。その後はほとんどレアルペースだったかなぁ。決定機も何回か作ってたし。でも、鹿島のDFも集中してたし今大会素晴らしい活躍を見せてくれたGKの曽ヶ端選手がここでも好セーブ連発。

 

鹿島も何回かチャンスつくりますがゴールならず。そのまま後半戦終了。勝負は延長戦に突入します。

 

延長前半

 

なんとか延長戦まで耐え抜いた鹿島ですがここからヨーロッパ王者レアルの攻撃陣のさらなる猛攻にさらされることに。追加点はロナウド選手が追加点をあげます。

 

鹿島のDFの間でボールを受けたベンゼマ選手がターンして前を向き、ペナルティエリアの少し外でDFラインの裏をうまくとったロナウド選手に縦パスを入れます。ペナルティエリア内でボールをトラップしたロナウド選手がそのまま左足でシュート。

 

あのスピードでトラップから素早いシュートされたらさすがの曽ヶ端選手もどうしようもありませんね(>_<)それにしても鹿島のDFラインが少し乱れていたのが悔やまれるぅ。ちょうどそのラインのギャップに入ったロナウド選手の動きは素晴らしかったですね。ベンゼマ選手もよく見ててさすがの連携だなぁと思いました。2人で点取れちゃうんだよなぁ。

 

鹿島もフリーキックから途中出場の鈴木選手がヘディングで合わせてバー直撃するなど惜しいシーンもありましたが、そこが入るかどうかっていうのもまた違いなんだろうなぁ‥‥‥。

 

そんで最後はロナウド選手のダメ押し点。最後はペナルティエリアの外からレアルのクロース選手が打ったシュートがちょうどペナルティエリア内のロナウド選手の足元へ。それをピタッと止めて左足一閃。これまた強烈なシュートはゴール上に突き刺さりました。これまたGKがどうすることもできませんでしたね。

 

そして試合終了。結果は延長120分戦ってのレアルが4-2で鹿島アントラーズを下してクラブワールドカップ優勝。レアルは勿論のこと負けたけど鹿島も本当に素晴らしかったし、大会通じていいもの見せてもらいましたよ。ほんと鹿島の選手にはありがとうって言いたい。年末にいいもの見せてもらいました。

 

 

最後に

 

鹿島の選手たちはこの大会である程度やれるっていう自信をつかんだのだと思います。その自信を確信に変えるためにも、当たり前だけど今後の取り組み方が大事ですよね。このレアルとの戦いの時の感覚を常に自分の意識に置いておく。

 

国内で勝つにはじゃなくてレアルのような「世界トップクラスのチームに勝つにはどうすればいい?」っていう意識で臨まないとなかなかその差は縮まらないんじゃないでしょうか?

 

個人的には今回の大会で評価を挙げた鹿島の選手は、海外に挑戦して常に肌で世界を感じるところに身を置くべきだと思います。幸いというか鹿島は海外に挑戦する選手を応援してくれるチームだと思うので、レアルから2点取った柴崎選手はもちろんのこと、金崎選手にも再挑戦してほしいし、DFの昌子選手とかも評価高めたと思うからぜひぜひ行ってほしいなぁ。

 

この大会を通じて鹿島の選手は相当意識変わったと思うので今後を楽しみにしていきたいなと思ってます♪ほんと年末にいいもの見せてもらいました。改めて鹿島アントラーズの選手の皆さんにはお礼を言いたいです。ありがとうございました!!

 

 それでは今回はこの辺で!!