2016年の夏はGK移籍の夏でした。よく誰かが移籍をすると玉突きのように他の選手が移籍してチームを変わるなんてことが言われています。今回ご紹介する選手はまさにその玉突き移籍の当事者としてチームを変わることになった選手です。ご紹介しましょう。
ジョー・ハート
ハートは1987年4月19日生まれ。身長は196㎝、体重は86㎏~89㎏ぐらい。
2003年に地元のシュールズベリー・タウンというチームでプロデビュー。初耳のチームですね(^^;その後2006年にマンチェスター・シティFCに加入します。
加入後はレンタル移籍先で経験を積み、再びマンチェスターシティに戻ってきてレギュラーを確保。ただし、その後は不安定なプレーを披露してしまい、2009年の6月にはバーミンガム・シティFCにレンタル移籍として出されてしまいます。
ハートも簡単にシティでレギュラーになったわけではないんですね。レンタル移籍など苦労を重ねてきたんだなーというのがよく分かります。
その後、バーミンガムで安定したプレーを見せ再びシティに復帰。2010-2011シーズンにはレギュラーを再奪取。その後は時々調子を落とすこともありましたが、ほぼシティの正守護神としてゴールマウスを守ることになります。
しかし、2016年の夏。シティに新しく来たジョゼップ・グアルディオラ監督の中で構想外となってしまい、しかもバルセロナFCからクラウディオ・ブラボが移籍してきてしまいます。それを受けハートはイングランド人としては初めてイタリアセリエAのチームに移籍。新シーズンはトリノFCの一員となることなることが発表されました。
セリエAには今までイングランドのGKが加入したことなかったんですね。これは初耳でした。でも、考えてみればわざわざよそのリーグに移籍しなくても自国のリーグが素晴らしいから移籍なんて考えないのかもしれませんね。
イングランドとイタリアのリーグは違いに最初は戸惑うかもしれませんが、イングランド代表のGKとして彼にはぜひ活躍してほしいなぁと思います♪
一方代表での定着は遅く、正GKとして代表のゴールマウスに君臨するようになったのは2010年南アフリカワールドカップ後です。それまで代表選出はされていましたが、あくまで控えGKとしての位置づけでした。今後しばらくは彼がイングランド代表のゴールマウスを守るのではないかなぁと思っています。
ハートのプレーの特徴
ハートの魅力は何といってもビックセーブでチームを救うプレーでしょうね。
素晴らしい反射神経と敏捷性を兼ね備えており、「これ止めるか?」というシュートを防いでしまう。調子に乗り出すとなかなかゴールを決めることが難しいGKなんじゃないかなと思います。
ただ、グアルディオラはそんなハートよりもブラボの足元の技術も含めた総合的なGKとしてのレベルを評価しました。確かにハートが足元のスキル高い印象はないけど、やっぱりバルサとかバルサ出身の監督がGKに求める足元の技術の高さはそうとうなものなんだろうなーと実感しますね。
おそらく今度移籍したトリノではそこまでガッツリ足技を求められることもないでしょうから、得意のシュートストップを存分に披露してセリエA初のイングランド人GKとして活躍してほしいところです♪
まとめ
今回はイングランド代表GK、ジョー・ハートについて書いてみました。先述したようにマンチェスター・シティからトリノFCへと移籍したハート。彼が今シーズンどんな活躍を見せてくれるのか期待したいと思います♪
それでは今回はこの辺で!!
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