先日、結構前のサッカーの試合映像を見る機会があったんですよね。それこそ98年とか2002年のワールドカップのやつなんですが、その映像見ながら思わず「うわー、懐かしい!!そういえばいたなー♪」っていっちゃうようなGKをひっさびさに見たんですよ。
あまりにも懐かしかったんで今回はそのGKをご紹介します。もしかしたら今の10代とか20代前半の方は知らないかもしれないですがきっと「こんなGKがアジアにはいたんだ」と思ってもらえるはずです。その選手がこちら。
モハメド・アル・デアイエ
アル・デアイエは1972年8月2日生まれ。現役時代は身長188㎝、体重77㎏。
プロデビューは1989年で引退したのが2010年ですから20年以上プレーした息の長いGKでした。38歳までプレーしたんですね。
現役時代は一度移籍を経験している者のどちらもサウジアラビアのチームで海外移籍をすることなく現役生活を終えています。
代表試合数がすさまじい
デアイエが代表デビューを果たしたのが1993年ですが、そこから彼は何と178試合もサウジアラビア代表のゴールマウスを守ります。代表には1993年~2006年まで13年選ばれていたわけですが、その間に178試合。す、すごすぎる‥‥‥。
とんでもないですよね。いくら息の長いポジションであるGKとはいえこれだけの試合数出場できるなんてことはなかなかありません。
ちなみに彼は94年、98年、2002年、2006年と4大会連続でワールドカップのサウジアラビア代表に選出されています。(94~2002まではレギュラー、2006年は控えとして選出)
20世紀アジア最高のGKに認定
デアイエは国際サッカー歴史統計連盟というサッカーの歴史や記録などを扱っている組織から「20世紀アジアNO.1GK」として認定されるほどのGKでした。
特に彼が脚光を浴びたのが94年のアメリカワールドカップ。サウジアラビア代表も彼自身も初出場のワールドカップの舞台で、優勝候補オランダを窮地に追い込むほどの活躍を見せたのです。
当時のオランダはベルカンプとかオフェルマンスといった素晴らしい選手がいましたからね。(懐かしい‥‥‥。)そういう世界的に有名な選手たちのシュートをことごとく防ぎオランダをあと一歩のところまでサウジは追い詰めたんです。そこからデアイエは注目されるようになったんですね。
ちなみに、噂ではマンチェースターユナイテッドがバルテズの後釜として狙っていたとかいないとか。そんな噂が立つぐらい実力が認められた選手だったということでしょう。
デアイエのプレーの特徴
デアイエはシュートへの反応が素晴らしかったなぁ。手足も長いので結構きわどいコースのシュートにも届くんですよね。あとデアイエの一番の特徴はそのバネにあると思うんですよね。ハイボールをキャッチする時とか、セービングの際にビョーンと飛びつく。僕は子供ながらに「やたらと空中にいる時間がながいGKだなー」っていうのを感じてました。
ただデアイエのダイビングキャッチの仕方は真似しない方がいいですね。彼の場合空中でボールをキャッチした後にボールをクッションのようにして着地するわけですが、あれだとファンブルする可能性も高いし怪我もしやすいです。
あれはデアイエだからこそできたセーブの仕方だと個人的には思います。実際に彼以外でああいうセービングの仕方をしているGKは僕の中では記憶にありません。まぁ、はたから見るとすごくかっこいいというか派手な感じがして「うわぁ!すげぇ!」ってなるんですよ。でも、安全性とかを考えたらあのプレーはちょっと危険かなと管理人は思います。
あともう一個!!これプレーと関係ないんですが「いっつも黒の長いパンツをはいている」っていうのが彼の最大の特徴かもしれません。僕が見た限りいつどの試合でも彼はロングパンツをはいてたんですね。
ワールドカップとか時期的にはもう暑いじゃないですか?基本他のGKはみんなハーフパンツなんですよ。それにもかかわらず彼は常に黒のロングパンツ。思わず「暑くないんかい!?」って突っ込みたくなりましたね。それぐらい彼の格好は印象的でした(笑)
まとめ
というわけで、今回はサウジアラビアそしてアジアを代表するGkであったアル・デアイエについてまとめてみました。一時期間違いなくアジアレベルを超えていたGKデアイエ。
今度アジアの中でワールドクラスのGKと呼ばれる選手が出てくるのはいつなのか?ぜひぜひ日本人選手の中から出てきてほしいと思う管理人でした♪
それでは今回はこの辺で!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いします!
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