GKが大好きな男のブログ

サッカーのGKの魅力を書きつづるブログです。他にもサッカー関連の話題を書いています。

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リオ五輪ではどのGKをチョイスするべきか考えてみました。

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リオオリンピック開幕まであと2か月。様々なスポーツでオリンピック出場をかけた予選が行われていますが、男子サッカーのオリンピック代表は一足先に予選突破を決め本大会出場を決めています。

 

そんな中、ここ最近僕が気になっているのが「リオ五輪本番のGKを誰にするのか?」問題です。僕自身はまだメンバーを固定する必要はないと思っていますし、これからの試合での調子などを見た上で判断するのがいいのではないかな?と思います。

 

 

誰を選ぶのか?

 

監督の好みやその時のGKの調子(主に公式戦での活躍)、チームの戦術など様々な面を考慮した上でメンバーというのは選考されるものだと思います。

 

 

ただ、僕個人の考えを言えばまずは「試合に出ているGkを使うべき」だと思っています。もちろん、日々の練習の中から得られるものは確実にあると思うし成長もしているとは思うのです。それでもやはり「練習と実践」は何もかもが違うというのが僕の考えだからです。

 

 

そう考えると今の段階で正ゴールキーパーを選ぶとしたら僕は柏レイソルの「中村航輔」選手がいいのではないかなと思っています。チームも現時点で5位といい位置につけていますし、中村選手自身もコンスタントに試合に出場ししっかりと活躍もしているからです。

 

 

しかも彼はまだ21歳。これから公式戦で経験を重ねれば本大会までにさらにレベルアップする可能性も秘めていると思いますし、今リオ五輪世代のGKの中で一番勢いがあるのは彼でしょう。毎試合成長しているような気がするんですよね。勢いって大事ですからそういう点でも僕は中村選手を押したい。

 

 

逆にオリンピック代表のアジア予選で正GKをつとめた櫛引選手は現在鹿島アントラーズで曽ヶ端選手の牙城を崩すことができておらず、試合に出場することがほとんど出来ていません。

 

 

現在アントラーズは好調を維持していますので、曽ヶ端選手が怪我したりよっぽど調子を落としたりしない限り基本的に出場は難しいという状況です。本大会まで残り2月半といったところでこの状況は非常に厳しいんじゃないかな‥‥‥。

仮にこれから鹿島で試合に出れるようになればまた話は変わってくると思いますけどね。

 

 

過去のオリンピックGK事情

 

ここで選手選考の事を考える際に忘れてはいけないのは「オーバーエイジ枠」 です。過去5大会のオリンピック代表を見てみると、2004年のアテネオリンピックでは曽ヶ端選手を、2000年のシドニーオリンピックでは楢崎選手をそれぞれオーバーエイジで招集しどちらも本大会では正GKとして起用しました。

 

 

だからといって必ずしもオーバーエイジを利用すれば結果が出るというわけでもありません。アテネはグループリーグ敗退ですし、シドニーはベスト8と一定の結果を残しましたが2012年のロンドンではオーバーエイジを使わずベスト4に進出するという好成績を残しているわけですからね。

 

 

ロンドンの時の正GKは「権田修一」選手でしたが、彼はオリンピック前にA代表にも選出されており当時のロンドン世代のGKの中では実力、実績ともに抜けていた選手でしたからね。あえてオーバーエイジでGKを使う必要もないという判断だったのでしょう。

 

この辺はその時々の監督やチームスタッフの考えもありますから必ずしも正解不正解があるわけではないと思います。

 

オーバーエイジ枠を使うべきか?

 

ただなるべくなら「オーバーエイジ枠を使わないでほしい」というのが僕の考えです。なぜなら、「若い時に国際試合の経験を積める貴重な大会」であり、「同世代のトップチーム、選手の実力を肌で感じれる大会」でもあり、「海外のチームに自分をアピールできる場所」でもあるからです。

 

 

若い時の国際試合経験というのは貴重です。過去の日本代表選手を見ていてもやはりワールドユースやオリンピックで世界のチームと戦い、あるいは海外のリーグに早めに参戦する事で、上のレベルへとステップアップするきっかけを作ったと思います。

 

 

これは当然GKにも当てはまるはずです。オリンピックには同世代のトップレベルの選手たちが集います。国によってはヨーロッパや南米のトップリーグのレギュラーとして活躍するような選手もいるでしょう。

 

 

基本的には日本と同等もしくは上のレベルのチームばかりです。そういった相手の攻撃を防ぐにはどうすればいいのか?それをGKは考えなければなりません。それはただ頭で考えているだけでは駄目で、実際に世界の選手たちのプレーを肌で感じる事が大切です。

 

 

そこから「自分に足りないもの」「自分の強みや弱み」「普段の練習からの意識の向上」など、様々な恩恵を受けそれがより高みへとその選手を上がらせてくれるきっかけとなるわけです。いいプレーをすればもしかしたら海外のチームからオファーが来るかもしれませんしね。

 

 

おそらくヨーロッパやアフリカ、南米の選手たちを相手にする時は普段Jリーグでゴールマウスを守っている時とは全く違う感覚に襲われるはずです。

 

 

選手のサイズが違う、シュートレンジが違う、高さが違う、裏への飛び出しのスピードが違うなどなど。様々なギャップを感じそれを大会期間中、あるいはその試合の中で修正していく必要があるわけです。それは出来るだけ若いうちに経験しておいた方がいい。そうする事で若いGKたちがこれからさらに実力を挙げていく可能性が高まるからです。

 

 

最終的な目標というのをどこに置くのかも違ってきます。もちろんオリンピックで優勝するというのも大事でしょう。でも、サッカーにおいてオリンピックというのはあくまで「世代別の国際大会」の一つにすぎません。

 

 

そこを最終目標にしてはなりません。代表レベルでいえば「ワールドカップ優勝」であり、選手個人のレベルでいえば「世界のトップリーグのトップチームで活躍する」というところに目標を持ってもらいたいなと思いますね。可能性はゼロじゃないわけですから。

 

 

そういうわけで、僕個人としては「オーバーエイジ枠」は使ってほしくないですし、なるべくならオリンピック世代のみで世界と戦ってほしい。そして経験を積み自分たちがどのぐらいできるのか、あるいは出来ないのかを肌で感じもらえればなと思います。もちろんGKに関してもね。

 

 

まとめ

 

とりあえず僕の考えをまとめておくと

  • 今は試合に出場し調子もいい中村航輔選手を軸に考えた方がいい。(ただし櫛引選手が試合に出れるようになったらまた別)
  • オーバーエイジ枠はなるべくなら使用しないでもらいたい。(経験、世界との差、海外へのアピールなど若い選手にとってとてつもない財産になるので)
  • オリンピック後のワールドカップや選手個人の海外進出も考えてオリンピックに臨んでもらいたい。

 

といったところでしょうか。まぁ、あーだこーだ言っても選手選考は監督を始めとしたチームスタッフなどが決めるので、僕は外からどんな選考になるのか?そして本大会に誰が出るのか?どういう結果になるのか?を楽しみたいと思います♪あー、楽しかった♪

 

 

というわけで、今回はこの辺で!

また次回もよろしくお願いします!