「20世紀最高のGK」
こう聞かれた時あなたは誰と答えるでしょうか??「ゴードン・バンクス」「ディノ・ゾフ」「ピーター・シュマイケル」
そんなビッグネームの中でもさらに評価が高い選手がいます。ただ、彼の現役時代のプレー映像はあまり残っていません。それにも関わらず20世紀最高のGKの一人に数えられるそんな謎に満ちたGK。
「彼の名はレフ・ヤシン」
1994年のアメリカワールドカップから2006年のドイツワールドカップまで大会最優秀GKには彼の名を冠した「ヤシン賞」が与えられていました。偉大なGKレフ・ヤシン。今回はそんなレジェンドについて書いてみようと思います。
レフ・ヤシンは1929年10月22日生まれ。1990年3月20日亡くなっています。現役時代のプロフィールは身長184㎝、体重82kg。
今でこそGkとしては普通ですが、当時の選手の中では大柄だったんじゃないかなと思います。
1970年に引退し、その後はクラブの職員として働いていたそうです。
代表チームではオリンピック優勝や欧州選手権優勝、ワールドカップには4大会選出されそのうち3大会に出場。最高成績は4位と輝かしい成績を残しています。
GKの中で唯一バロンドールを受賞
ヤシンを語る上で欠かせないのがこれまでの長いサッカー界の歴史の中でただ一人
「バロンドール(ヨーロッパ年間最優秀選手)を受賞している」
ということです。
今まで数多の優秀なGKがいましたがこの賞を撮ったのはヤシンのみ!!
ブッフォン、チェフ、ノイアー、カシージャス、チラベルト、シュマイケル、ゾフ、バンクスなどなどサッカー界には優秀で素晴らしい能力を持ったGKがたくさんいました。それにもかかわらずバロンドールはヤシンのみ!!
彼がいかに偉大で存在感があり凄いGKだったのかというのがこれだけでもわかるはずです。
ちなみに、ヤシンがバロンドールを受賞したのは1963年。この年にヤシンは、イングランドサッカー協会の100周年記念ゲームで世界選抜の一員としてイングランド代表と対戦します。
その時のヤシンのパフォーマンスは素晴らしかったらしくおそらくその活躍がGK史上初のバロンドール受賞という快挙につながったのでしょう。
それにしてもそれから50年以上Gkからバロンドール受賞者出てないって、どれだけGKが取るの難しいんだよ。っていうかどうすればとれるんだ?バロンドール!
プレースタイルはよくわからない
僕自身ヤシンの現役時代のプレーなんて見たこともないし、映像でも見たことはありません。というのも彼は生涯ソ連のクラブチームでプレーをしていたためあまりそのプレー映像が表に出てきていないようなんですね。
だから想像するしかないんですが、 彼にはいくつかあだ名があって俊敏な動きを見せることから「黒ヒョウ」呼ばれたり、あるいは「黒蜘蛛」というあだ名でも呼ばれたりしていたようなんです。
蜘蛛の手が8本ですから、ヤシンが守っている時には手が8本あるように感じるぐらいだったんだろうか??そんなとこにシュート打っても決まらんわ!!っていうぐらい存在感があるGKってすごいな。そんなあだ名ついちゃうぐらい鉄壁だったってことでしょうね。恐るべしヤシン。
まとめ
今回は20世紀最高のGKの一人と言われる「レフ・ヤシン」選手について取り上げてみました。記事を書く中で当時の映像を見ることが出来て書いている僕も非常に楽しめました(笑)ほんとあの動画は貴重だ。見ていてワクワクしたもの。
またこういったレジェンドクラスのGKなんかも取り上げていきたいなと思います。もっと偉大なGKを取り上げて凄いプレー見てもらってGKの魅力に気づいてもらいたいですねー♪それにしても次にGKがバロンドールを受賞するのはいつになるんだろうか??
それでは今回はこの辺で!
また次回もよろしくお願いします!