若くて勢いのあるGKの活躍も楽しみですが、一方で経験を積み重ね円熟味を増したGKというのもとても魅力的だなと感じる今日この頃です。
今回皆さんにご紹介する選手は、プロデビューから一貫して同じチームに所属しチームを最後尾から支えてきた選手です。
曽ヶ端準
引用元:パニーニJリーグエディション第1弾/PFL-J01-019/鹿島アントラーズ/RG/曽ヶ端 準
曽ヶ端選手は1979年8月2日生まれ。身長187㎝、体重80㎏。
鹿島のユースチームからトップチームに昇格した曽ヶ端選手。当時鹿島のルーキーは今も活躍する小笠原選手、移籍した本山選手、引退した中田浩二選手など粒ぞろいでした。
曽ヶ端選手も入団した1998年にはユース代表に選ばれるなど将来を期待される選手でした。
ただ当時の鹿島には高桑選手という正GKがいてしばらくの間曽ヶ端選手はレギュラーじゃなかったんですよね。そこからレギュラーを奪ってからがすごい。現在(2016年)に至るまで15年近くほとんどレギュラーの座を明け渡すことなく、名門鹿島の正GKとして君臨しています。
今年はリオ五輪代表の櫛引選手も鹿島に移籍してきて、「もしかしたら世代交代か?」なんて一瞬思ったものですが、今期もレギュラーGKとして活躍しました。まだまだ鹿島のゴールマウスを譲る気はなさそうですね。
一方代表では2002年の日韓ワールドカップメンバーに選出。また2004年のアテネオリンピックでオーバーエイジで選出されました。
ただ日韓ワールドカップは楢崎、川口の両GKがバリバリ活躍していた時期でしたからね。曽ヶ端選手は第3GKという立場で残念ながら試合に出場することはかないませんでした。ちょっと時代が悪かったかなぁ。
オーバーエイジで選ばれたアテネオリンピックではレギュラーGKとして出場。ただ、ぶっちゃけオーバーエイジとして安定感だったりチームに好影響を与えていたとは言い難かったかな。
直前の親善試合でもミスしてるし、本大会も「曽ヶ端選手を選んでよかった!!」っていうほどの存在感は示せなかったと思います。まぁ、失点はGkだけの責任じゃないですけどね。実際日本のDF陣のミスから失点もしてますし。でも本大会で活躍したとは言えないかなぁ。
そこから代表として国際舞台で活躍する機会はないんだけど、そのぶん鹿島のレギュラーGKとしてチームを支えて今に至るという感じですね。
曽ヶ端選手のプレーの特徴は?
キックも、キャッチも、ハイボールへの対応もコーチングもすべて高いレベルで安定しているGKというのが曽ヶ端選手の印象です。鹿島に19シーズンも在籍しているベテランなので最後尾からチームに落ち着きも与えています。曽ヶ端選手が慌てている印象ってないんですよね。冷静なGKっていう感じもします。
決して派手さはないけどコンスタントに実力を発揮してくれるGKだと思います。こういう選手がチームに居てくれるとありがたいですね。確実に戦力として計算できるので。
また長年鹿島を支えてきた選手ということでチームメイトや監督からの信頼感も絶大でしょう。彼から鹿島のGKのポジションを奪うのは容易じゃない気がします。よっぽど全ての面で上回るプレーを見せないと難しいんじゃないかなぁ。
まとめ
今回は鹿島アントラーズの元日本代表GK「曽ヶ端準選手」についてまとめてみました。多くの選手が引退する中この年齢で名門チームの正GKとして活躍するのは凄いことです。今後彼が何歳まで鹿島の正GKとして活躍し続けるのかを注目していきたいと思います♪
それでは今回はこの辺で!!
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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