オリバ―・カーンと言えばドイツを代表するGKですよね。2002年の日韓ワールドカップでの活躍もあるし、その強烈なキャラクターで日本にもファンが多いGKだと思います。
ではそんな彼と同世代のGKでドイツ代表のポジションを争い続けた選手がいたのはご存知でしょうか?カーンに負けず劣らずの個性的な選手。今回はそんなGKをご紹介してみようと思います。
イェンス・レーマン
レーマンはドイツ出身のGK。1969年11月10日生まれ。身長190㎝、体重87㎏。
プロデビューは1988年でドイツのシャルケ04というチームですね。日本代表の内田篤人選手が所属しているチーム。
シャルケには10年近く在籍し、その後イタリアセリエАのミランに移籍を果たします。ただ、当時ミランでは正GKの座を獲得するに至らずすぐにドイツへと復帰をします。
ただ、レーマンはここで以前所属していたシャルケではなくて同じブンデスリーガのボルシア・ドルトムントに移籍をしてしまうんですね。
何でこれが問題かというと、シャルケとドルトムントってすんごい近いんですよ。ほんと数十キロぐらいしか離れてないんです。そんで両者の試合のことを「ルールダービー」なんていったりするんですよね。ダービーって当然ですが試合も白熱するし互いが互いにライバル視をしているわけですよ。
レーマンは以前所属していたライバルのドルトムントに移籍をしてしまった。だからまぁそりゃシャルケのサポーターからはあれこれ言われますよね。これはレーマンに限らずどの選手でも同じことですが‥‥‥。
結局レーマンはドルトムントに1999年から2003年ぐらいまでいるのかな?そこから今度はイングランドプレミアリーグのアーセナルへと移籍するというわけです。
僕個人としてはこの時期のレーマンの印象がとても強いかなぁ。アーセナルにはそれまでイングランド代表で活躍したデビッド・シーマンがいました。しかし彼が退団してしまい、後継者を探していたんですね。
その後継者としての移籍してきたのがレーマンだったというわけです。アーセナルではFAカップ優勝に貢献。あとはチャンピオンズリーグでバルセロナに負けてしまいましたが、準優勝に貢献してます。
アーセナルには2008年まで所属し、その後はドイツのシュットゥットガルトへと移籍。 2010年に現役を引退します。
と思ったら、2011年にはGKにけが人がめっちゃ出たアーセナルが引退したレーマンを再び獲得するんですよね。このニューステレビかなんかで見たと思うんですが、
「そんなことあるのか??」って思いましたよ。
そりゃ、ものすごい下部リーグで本人が元々そのチーム出身とかならわかりますよ。ちょっと前にも確かファンデルサールが引退後一試合だけプレーするみたいなニュースもありましたし。でも全然トップリーグとかじゃなかったと思います。
でも、アーセナルってイングランドプレミアリーグでバリバリやっているチームじゃないですか?そのチームが既に現役を引退した選手を再び獲得するなんて驚きですよね(*_*;
まぁ、レーマンの場合確か引退してからそんなに経ってなかったんですよね。確か1年ぐらいじゃなかっただろうか??これが引退して5年とかだったら獲得には至らなかっただろうけど、ちょうどタイミングが良かったのかもしれません。
レーマンは結局アーセナルに本のちょこっとだけ復帰をするんです。確か3か月とかそんぐらいだったと思う。そんで今度こそ本当に引退。だから正確には2011年に引退になるのかな?選手生活は20年以上ですから、息の長い選手でしたよね。
レーマンのプレーの特徴
レーマンはドイツ代表GKにも選ばれてますし、2006年のドイツワールドカップではあのオリバーカーンとのライバル争いを制してドイツ代表の正GKになった選手です。
当然ですがGKとしての能力はハイレベル。個人的な印象としてはあれだけ背が高いのに低い弾道のシュートに対しての反応がめちゃめちゃ速い印象がありますね。スーパーセーブが多いキーパーでした。
あとは気性の荒さ(笑)カーンもそうだけどレーマンも気性が荒いイメージがめちゃめちゃあります。すんげぇ敵にも味方にも怒っているイメージ(^^;ノイアーとかはあんまり怒ってるイメージないんだけどな。カーンとレーマンはファイターって感じでしたね。熱かったなぁ‥‥‥。
まとめ
今回は元ドイツ代表の「イェンス・レーマン」について書いてみました。彼もドイツの歴史に残る偉大なGKだったと思います。今後もドイツには優秀なGKが続々と登場してくると思うので、またそういった選手も取り上げていければなんて考えています♪
それでは今回はこの辺で!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いします!!
参考書籍