GKが大好きな男のブログ

サッカーのGKの魅力を書きつづるブログです。他にもサッカー関連の話題を書いています。

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パラグアイ史上最高のGK!ホセ・ルイス・チラベルトを紹介しよう。

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「GKと言えば守備の人」

 

そう思う人がほとんどでしょう。最近でこそドイツ代表ノイアーのようにペナルティエリアから積極的に飛び出す「攻撃的なGK」も増えてきましたが、それでもGKはゴールを守ることが最重要課題ですし、そのために多くの練習時間を費やします。

 

 

ただ、かつてそんな守備の人であるGKの定説を覆すような選手が存在したのを皆さんご存知でしょうか??彼はFKやPKでゴールを決める文字通り「超攻撃的なGK」としてサッカー界の歴史に名を刻みました。

 

 

彼の名は「ホセ・ルイス・チラベルト」

今回はそんなチラベルトの魅力について語ってみようと思います。

 

 

アルゼンチンリーグ年間最優秀選手賞や、南米年間最優秀選手賞などなど輝かしい個人タイトルを有しているGKです。2004年に引退をしています。

 

 

点が取れるGK

 

PKで点を取るGKなら過去に何人もいたかもしれません。ですが、チラベルトの場合それに加えて「フリーキック」でもゴールを奪いました。

 

現役時代の得点数はなんと「62得点!!!」

そのうちPKが45得点なので、フリーキックからの得点はそこまで多くないのですが、それでも62得点は立派な数字ですね。

 

ほとんどのゴールキーパーがプロ生活の中で1得点も挙げずに終わるでしょうからこの数字は結構すごいんじゃないかなと思います。

 

 

僕の中ではフリーキックも印象深いんですが、彼の力強いロングフィードも印象的でしたね。チラベルトって体重もあるしキック力がめちゃめちゃあるから一発で相手のゴール付近までボールが飛んでいくんですよ。もう「ドカーン!!」って感じでね。

 

 

当時のパラグアイ代表って守備的なチームだったのでチラベルトのキック一発でカウンターみたいなシーンはよく見た記憶がありますね。フリーキックもけるような選手だからキックは正確だし、なおかつパワフルなので相手DFからしたら嫌な選手だっただろうなと思います(^^;攻撃の起点となっていたの間違いないですね。

 

 

もちろん守備能力も高い!

 

フリーキックがけれる、得点がとれるGKはなかなかいませんがそれはあくまでその選手の個性の一部。一番重要なのは「ゴールをしっかり守ることができるかどうか」だと思います。GKの本業はあくまで守備。その事を忘れてはいけません。

 

 

その点でいうとチラベルトはフリーキックやPKからの得点がクローズアップされやすいのですが、守備能力もかなり高いGKだったといえるでしょう。

 

そうでなければアルゼンチンリーグや南米年間最優秀選手などのタイトルは取れませんからね。「守備の人」の能力も超一流であったと思います。

 

 

体重も90㎏以上ある割には俊敏ですしね。彼がいた時代のパラグアイ代表は堅守で有名でしたが、守備陣の最後尾にこの男が控えているわけですからそれも納得。

 

 

この堅守がいかんなく発揮されたのが98年のフランスワールドカップベスト16。この大会で優勝したフランスと当たるのですが、チラベルトをはじめとしたパラグアイの守備陣はフランスの猛攻にさらされながらも延長戦までゴールを許さず、フランスは苦戦を強いられました。

 

 

結局、延長戦の後半にフランスの「ローラン・ブラン」にVゴールを決められて敗れてしまいますが、チラベルトをはじめとしたパラグアイの強固な守備陣の印象が強く印象に残った試合でした。

 

ちなみに動画の最後でチラベルトがフリーキックを止めているシーンがありますが、キッカーはあの「ディエゴ・マラドーナ」です。

 

マラドーナはシュートを止められたあとわざわざチラベルトにハイタッチしに行ってますから、シュートを止めたチラベルトを素直に凄いと思ったのでしょうね。名選手が名選手をほめたたえるシーンは微笑ましいですね。サッカーの歴史を感じることのできるいいシーンだったと思います。

 

 

まとめ

 

個性派が多い南米のGKの中でもチラベルトは相当個性的なGKだったように思います。彼以降のパラグアイ代表には彼ほど個性的な選手は出ていないようですね。

 

いつかまた、チラベルトのような個性的なGKが出てきて世界を驚かせる、そんなシーンを見てみたいななんて思いました。

 

 

それではまた次回もよろしくお願いします!

 

参考書籍・参考サイト

 

ホセ・ルイス・チラベルト - Wikipedia