どうも、管理人です。
たまにはリアルなサッカー関係の話題から離れて管理人の好きなものの話を。といっても全くサッカーに関係ないわけじゃなくて「好きなサッカー漫画」の話をしたいと思います。
サッカー漫画というとキャプテン翼とか、シュートかそういったものを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?最近だとジャイアントキリングとかかな?まぁ、超メジャーなサッカー漫画というとそういうものが思い浮かびますよね?
ところがどっこい、サッカー漫画にはまだまだ面白いものがあるぜ!!ということで今回は管理人が好きなサッカー漫画を3つご紹介したいと思います。それ読んだことあるよという人も、「いやっ、初めて知った!!」という人もいるかと思いますが、暖かいまなざしでご覧ください(笑)
①オフサイド
熊谷五郎は類まれな資質をもつ中学生ゴールキーパーだ。しかしチームは弱小。一度も勝てぬまま最後の公式戦を終えた。
五郎と勝利をわかちあいたいチームメイトたちは、引退試合を計画。五郎は相手校の2トップ、薬丸英樹と佐藤真悟の猛攻をしのぎ、見事初勝利を飾る。
サッカーの名門・横浜高校入試当日、五郎はアクシデントに遭い、受験を断念。私立川崎高校に入学するが・・・。
熱き青春が今蘇る!高校サッカー漫画の決定版ついに登場!
マガジンなどで数々のサッカー漫画を書き上げた塀内夏子先生の作品。舞台は高校サッカーで主人公がGKっていうなかなか珍しい漫画なんですよね。(ネタバレするとのちにポジション変わります)
僕はこの漫画を確か整骨院かどっかの待合室で見たのかな?まだサッカーやってる年齢で「おっ、面白そうじゃん」って思って見出したら止まりませんでしたね(笑)面白かったなぁ。
この漫画みると「高校サッカーっていいなぁ。」って思うはず。漫画自体は80年代後半のものなので、時代的にはちょっと古いです。でも友情とか目標に向かうひたむきさみたいなのはどの時代も変わらないはず。きっと今のサッカー少年とかサッカー好きな人でも楽しめるんじゃないかな?
もちろん管理人のように既に高校を卒業してから年数がたった方でも楽しめる漫画だと思います♪
全29巻でワイド版だと全15巻、文庫版でも全15巻とかなり続いた作品です。
②Jドリーム
Jリーグ草創期、浦和レッズの入団テストを受けに一人の少年がやってきた。彼の名は赤星鷹。不合格にもめげず、何度もアプローチを重ねた結果、なんと二軍への入団を果たしてしまう。
入団後、鷹はその実力を発揮し、たちまち頭角を現した。常人離れした柔軟な体、才気あふれる変幻自在なプレースタイルは、まれに見る逸材の証。やんちゃな少年Jリーガーが、縦横無尽にフィールドを駆けめぐる!
電子書籍版特典として当時を振り返る作者自身によるあとがき収録!!引用元:Jドリーム (1) (講談社コミックス―SHONEN MAGAZINE COMICS (1896巻))
またまた塀内先生の作品です。最初に紹介したオフサイドの舞台が高校サッカーなのに対して、Jドリームの舞台はプロです。とはいっても今みたいにみんなが最初からプロっていうわけじゃなくて、アマチュアからプロへの転換期。
今の10代とか20代前半ぐらいの子にはわからないかもしれないけど、この当時の日本サッカーは今よりもレベルが低くかったんです。今でこそ当たり前のように連続出場しているワールドカップにまだ1度も出場できていない時代ですからね。
プロ化して「これから日本サッカーを強くしていくぞ!!」っていう雰囲気というのかな、そういう時代を感じさせてくれる漫画ですね。
主人公を始め個性的な選手が多いのですが、個人的には代表GKの富永が好きでした。腰痛もちでコンディションも万全じゃない中で必死に代表のゴールマウスを守るあの姿は感動したなぁ。その中で若手GKとのポジション争いしてる時の心情とかも、思わず感情に移入してしまって塀内先生の心理描写のうまさに脱帽しました。
この漫画、最初はJリーグの話なんですが途中からワールドカップ出場を目指す日本代表編にと変わります。当然ですが苦しむわけです。だってまだ日本はアジアの中で強くないわけですから。
そんな中鷹を始めとした選手たちの奮闘もあり最終予選へと進むのですが‥‥‥。その後の展開は興味があればご自身で確かめてみてください(笑)
ちなみにこのJドリームはこの後飛翔編、完全燃焼編へと続きます。
飛翔編は鷹が同世代の選手たちと主にワールドユース優勝を目指す話で、完全燃焼編は次のワールドカップ出場を目指す日本代表の話。
両方の話をすると相当長くなるのではしょりますが、完全燃焼編では飛翔編で活躍したメンバーが入るなど日本代表の世代交代が進みます。その一方で富永など4年前のメンバーも残っていたりしてベテランと若手の融合やポジション争いも面白いです。
またワールドカップ予選のプレッシャーと戦うチーム状況をこれまたうまく描いている塀内先生に「さすが!!」といいたくなってしまいます。ほんと心理描写が巧みなんだよなぁ。
読み始めると最初から完全燃焼編の終わりまで一気に読めてしまう漫画です。オフサイドとはまた違うプロサッカーの魅力や厳しさも上手に描かれている作品だと個人的には思っています。
こちらは無印のJドリームが全14巻、文庫版全7巻、飛翔編が全10巻、文庫版全5巻、
完全燃焼編が全8巻、文庫版全4巻となっています。
③イレブン
元日本代表のサッカー選手・青葉洋介を父に持つ主人公・青葉茂の成長と活躍を描く物語。
この漫画は主人公の青葉茂が高校サッカーで活躍し、ユース、プロ、日本代表で活躍するまでを描いた作品です。個人的にはすんごく泥臭くて好きなんだよなぁ。
まず設定が面白いんですよ。主人公の茂のお父さんは元日本代表のサッカー選手なんだけど、お父さんは既に事故死してて「高校に入るまでは脚力をつけておけ」ってことで陸上競技をずーっとやってたわけです。それまでサッカーを全くやってこなかったんですね。
その茂がいよいよ高校からサッカーを始めるんだけど、そもそもサッカーをしたことがないからルールすらわからない、ポジションの概念もよく知らない。しかもチームも弱小の高校。そんなところからスタートする漫画なんですよ。
当然ですが茂は最初サッカーがぜんぜん上手くありません。それでも持ち前の脚力と地道な努力を続けることによって少しずつ成長を重ね、それに伴いチームも強くなっていく。
そして数々の試練を乗り越えてユース、プロ、代表までたどり着くというお話。
とにかく泥臭くて努力とか根性っていうのがかなり似合う漫画です。
個人的には「高校からじゃなくてもっと早くボールには触らせた方がいいんじゃ‥‥‥。」とも思いましたが、結果的にはこの設定は当たりでしたね。これが最初からメチャメチャサッカーがうまい選手だったらこの物語は成立しなかったはず。
下手な茂がひたむきに努力を続ける姿、下から這い上がってくる姿っていうのをとてもうまく演出で来ていた気がします。茂の不器用だけど折れない根性に対して応援したくなる人も多いんじゃないかな?
こちらは単行本は全43巻、文庫本は全7巻となかなかの大作です。お時間ある時にでもお読みください(笑)
まとめ
今回はいつもと違って管理人が好きなサッカー漫画を紹介してみました。いずれの漫画もサッカー小僧、サッカー少年、そしてサッカーを引退した大人たちまで楽しめる作品かと思います。
興味がある方はぜひぜひご覧になってみてください♪