いやぁ、2016年夏の移籍市場はにぎわっておりますね。特にGK界隈はなかなかのにぎわいっぷりでして、毎週のように移籍話が話題に上がり、「どのGKがどのチームに行くのか?」といった感じで目が離せない状況になっています。まさに↓の記事のように「玉突き移籍」のようことが起こっている状態ですね。
さて、今回紹介するGKはこの夏の移籍市場でもかなり話題になった選手をご紹介したいと思います。それがこちら!!
クラウディオ・ブラボ
ブラボは1983年4月13日生まれ。身長は185㎝(183~85ぐらい)、体重は80㎏です。
2002年に母国チリのクラブチームCSDコロコロにてプロデビュー。2006年にはスペインのリーガ・エスパニョーラのレアル・ソシエダに移籍を果たします。
ソシエダではチームの2部降格や、ポジションを奪われるなど紆余曲折もありましたが、再びレギュラーポジションに返り咲き2010年にはチームも再び1部昇格を決めます。
その後、リーガでの活躍が認められ2014年には同じリーガの名門FCバルセロナへと移籍を果たします。バルサに移籍後はマーク=アンドレ・テア・シュテーゲンと並行して起用され、ブラボは主にリーガの試合でバルサのゴールマウスを守りました。
そして2016年、ブラボはイングランドプレミアリーグのマンチェスター・シティへと移籍。その心境については以下の記事で読むことができます。
記事にもあるように、グアルディオラ監督の下でプレーしたいというのもあったでしょうし、バルサでのテア・シュテーゲンとのポジション争いなど色々な要素が重なった上での移籍かと思います。どちらにせよ、素晴らしいGKであることはまちがないがないので、シティでも活躍をしてほしいなと思っています。
チリ代表には2004年にデビュー。それまでチリ代表のGKといえば98年のフランスワールドカップにも出場した「ネルソン・タピア」という選手が有名でした。そのタピアも2005年限りで代表を引退。その後ブラボはチリ代表の守護神として活躍することになります。
2010年、2014年のワールドカップに出場。チリは両大会でベスト16の成績を残します。さらに2016年にはチリ人史上初めて代表100試合出場という快挙を成し遂げます。
代表ではコパアメリカも制してますからね。バルサでのタイトルも含めチリ出身のGKの中で彼ほど多くのタイトルを持っているGKはいないんじゃないでしょうか?
チリ史上最も成功したGK
ブラジル、アルゼンチン、パラグアイなど南米からも優秀なGKがたくさん輩出されていますが、ことチリに関していえば先述したタピアとブラボぐらいしかGKの名前が思い浮かびません。
そのタピアにしても主に母国チリを中心とした南米のクラブチームにしか所属していません。ブラボのようにヨーロッパのチームに移籍をし、バルサのようなビッグクラブに移籍して試合に出場した選手というのはいないわけです。
また2016年の夏にはこちらもプレミアリーグのマンチェスター・シティというビッグクラブに移籍を果たしたわけですから、ブラボはチリ史上最も成功したGKと言ってもいいでしょう。
ブラボのプレーの特徴
ボールへの反応スピード、身体能力などやはり素晴らしいGKです。また彼の場合足元の技術も素晴らしい。
バルサのGKはゴールキーピングはもちろんのこと「ハイレベルの足元の技術」っていうのが要求されますからね。ブラボはその基準を満たしていた数少ないGK。
バルサは彼が抜けた穴を埋めるためにアヤックス所属のオランダ代表GKシレッセンを獲得しました。
彼がどの程度バルセロナに適応できるのかも見ものですね。またブラボ自身も初プレミアでどこまで自分の力を発揮することができるのか、今後も彼のプレーには注目していきたいと思います♪
まとめ
今回はチリ代表GKクラウディオ・ブラボについて書いてみました。新しいチームでの彼の活躍に期待したいと思います。
それでは今回はこの辺で!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いします!!