このGKブログの過去記事を読み返していてふと気が付いたことがあったんです。
「アフリカのGKがいないじゃないか!!」
どうしてもヨーロッパとか南米のGKの活躍が目立ちますし、パッとすぐに思いつくのも彼らです。でも、アフリカにだって優秀なGKはいるわけです。
「じゃあ、このブログで紹介する最初のアフリカン人GKを誰にしようか?」
そう考えた時にパッと名前が出てきた選手が一人いました。ご紹介しましょう。
トーマス・ヌコノ
ヌコノは、1955年7月20日生まれ。現役時代のプロフィールは身長183㎝、体重は80㎏。
地元カメルーンのチームキャノン・ヤウンデというチームで長くプレーした後、1982年にはスペインのRDCエスパニョールに移籍します。
ここではチームをUEFAカップ準優勝に導くなど輝かしい功績を残し、8年間チームのゴールマウスを守りました。引退後にはエスパニョールでGKコーチも務めているので、チームの首脳陣からも信頼されていたんでしょう。
その後は同じスペインのチームを経て、最後は南米のボリビアにある、クラブ・ボリバルというチームに移籍。1998年に現役を引退します。
カメルーン代表には76年から選出され始め、やがて国を代表するGKとして3度のワールドカップに代表選手として選出。アフリカ出身のGKとして世界的に認められるGKとなりました。
ブッフォンが憧れた男
イタリアが誇る偉大なGKジャンルイージ・ブッフォンは元々フィールドプレーヤーとしてプレーをしていました。それが12歳の時にヌコノのプレーを見てGKへの転向を決めるきっかけになったそうです。それほど当時のヌコノの活躍ぶりがすごかったのでしょう。
のちにイタリアのサッカー史に残るような優れたGKが生まれるきっかけを作ったわけですから、僕たちはヌコノに感謝してもいいのかもしれません。
さらに、ブッフォンのヌコノへのあこがれはとても熱狂的で、息子が生まれた際にはトーマス・ヌコノの名前をもらって「ルイス・トーマス」と名付けたとのこと。
選手の名前を子供に付けたいと思うなんていくら憧れててもなかなかないですからね。ブッフォンにとってヌコノはまさにスーパースター。子供の時に見た彼のプレーがずーっと頭の中に残っているのでしょうね。僕も子供が出来たら「能活」ってつけようかな(笑)予定はないですが‥‥‥。
ヌコノのプレーの特徴
動画でみた印象はまず至近距離のシュートに対しての反応が抜群でしたね。「それ止めるか?」っていうシュートをかなり阻止してます。子供時代のブッフォンが憧れるのも分かる気がします。
そして、驚いたのがパントキックの正確さです。
正確に前線に走る味方に対してパスを供給できるのは素晴らしいなと思いました。当時はまだそこまでGKのキックのうまさとか重要視されてなかっただろうに、きっと彼はその重要性にも気づいてたんだろうな‥‥‥。
まとめ
今回は元カメルーン代表GK、トーマス・ヌコノについて書いてみました。アフリカにもまだまだ偉大なGkがいます。今後このブログでもどんどん取り上げていきたいと思ってます♪
それでは今回はこの辺で!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いします!!
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