元フランス代表のGKで、チャンピオンズリーグ、ワールドカップ、ユーロを制した選手はだーれだ?
いきなり質問から始まりましたが、この質問にすぐ答えられる人はかなりGK好きです♪ちなみにこの質問の答え分かりますか?いやっ、タイトルに答え書いてあるでしょ‥‥‥。
そのとーり!!ということで、今回は元フランス代表GK「ファビアン・バルテズ」選手をご紹介したいと思います。
ファビアンバルテズは1971年6月28日生まれの44歳。
現役時代のプロフィールは身長183㎝、体重76kgとGKとしては大きくない選手でした。(実際はもう少し小さかったと思う)
2006年ドイツワールドカップ出場後、同年10月に選手を引退。その後はGKの養成学校を設立したり、最近ではモータースポーツの活動をしていたりもするようです。
反応の良さが魅力
GKとして小柄なバルテズの最大の魅力はボールへの反応の良さだと思います。
至近距離からの強烈なシュートや一対一のシュートにも素早く反応し、とにかくボールをはじきまくる。
バルテズって結構前に出てシュートを受けるんですよね。この場合確かにシュートコースは狭まるわけですが、そのぶん相手と自分の距離も近くなるわけですから通常よりも素早く反応しなければならない。でも彼はそういうシュートをバンバン止める。きっと自分の反応のよさを頭に入れた上でのポジショニングだったんでしょうね。
また見た目は派手ですが、実はしっかりとはじいて点を入れさせないことを第一に考える安定重視のGKだったなというのが僕の印象ですね。割と正面に近いようなボールでもまず弾くっていうスタンスだったような気がします。
下手にキャッチに行くよりもその方が安全ですからね。見た目に反して安全性を考えていたGKだったのかな?なんて思います。
ほんと見た目は印象的でしたけど(笑)
大胆な前への飛び出しが魅力
バルテズはあまりゴールラインに張り付いているキーパーではなく、ディフェンスラインの裏へのスルーパスなどに積極的に飛び出していくGKでした。相手の足元にも勇敢に飛び出していましたね。かなりきわどいボールでも身体を投げ出してセーブしていました。
彼とかカンポスとかやっぱり小さいGKっていうのは小回りを活かしてどんどん飛び出していくスタイルの選手が多い気がしますね。スルーパスや裏へのパスに対してガンガン飛び出しシュートコースを狭めて体に当てていく、あるいは未然にクリアしていく。
ゴールライン付近で守ってるよりもその方がリスクもあるけど、ゴールを守れる可能性も高くなるのかななんて思いますね。小さいGKで反応に自信がある選手は彼のプレーも参考になるんじゃないかななんて思います。
バルテズのプレーの特徴
とにかくボールへの反応がよくて弾くし前に飛び出すスタイル。好きだなぁ。
安定感という点ではやや不安視されていた部分もありましたが、このプレースタイルでマルセイユではチャンピオンズリーグ優勝を果たし、ワールドカップ、ユーロを制したわけですから実績に関しては本物!!
確実にフランスのGK史に残るGKの一人でしょう。こういうタイプのGKまた出てこないかなぁ‥‥‥。
というわけで、今回は元フランス代表GK「ファビアン・バルテズ」選手についてまとめてみました。引退した人がもう10年も前なので若い人は彼のプレーを見たことがないかもしれません。
こういうGKもいるんだという一つの参考にしてもらえればうれしいです♪
それでは今回はこの辺で!
また次回もよろしくお願いします!
参考書籍・参考サイト